女優・黒田福美さん 政権の反日 韓国国民も疑問符

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女優・黒田福美さん 政権の反日 韓国国民も疑問符

 

 

加藤達也前ソウル支局長(現東京本社社会部編集委員)が在宅起訴され

たことを聞き、ここまでやったかと唖然(あぜん)とした。

 

昭和59年に初めて韓国を訪れて以来30年、日韓両国の番組のリポー

ターを務めるなど日韓の懸け橋になれればと活動してきた。

 

その間、日韓の衝突は幾度もあったが、報道で伝えられる過激な内容と実

際の国民感情にはかなりの温度差があることを実感し、実情を伝えようと

努力してきた。

 

だが、今回ばかりは事情が違う。これまでの政権は一部の過激な市民団

体の示威行動を「民意」として反日を展開してきたが、今は朴槿恵(パ

ク・クネ)大統領自らが反日的姿勢をあらわにしている。

 

 

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振り返れば日韓関係も良好な時期があった。

 

日本文化開放、W杯共催、そして韓流ブーム。韓国の経済が好調だったこ

とも手伝って、日本を寛容に受け入れる余裕も生まれ、「日流」という日

本文化が韓国でもブームになるという流れさえ生じた。

 

先日、韓国でタクシーに乗ったときにも、運転手さんが「私たちは仲良

くしたいのにトップがね…」って話していた。

 

もちろん互いにすべてを良しとすることはできないだろうが、互いに長所

短所を認めあえる冷静さは備わったと思う。

 

国民レベルでは両国とも経済的、文化的に活発に交流をして、互いに豊

かになりたいと願っている。しかし、政府の打ち上げた反日の方針に韓国

国民も疑問符が浮かんでいるようだ。

 

韓国では一度、「親日派」のレッテルを貼られると社会的に抹殺しよう

という圧力がかかる。だが、このような風潮におびえすくんでいたのでは、

韓国に自由な言論や歴史に対する多様な見解も出てこない。

 

これからどんな社会にしていくかは韓国の若者にかかっている。保身ば

かりを考えていれば自由な言論を勝ち取ることはできない。勇気をもって

立ち上がってほしいと願う。

 

産経新聞の紙面に出ることに正直なところ躊躇(ちゅうちょ)もあった。

女優として、政治的発言をすることはリスキーだ。でも、自分が保身を考

えている場合ではないと思った。日韓友好を願うからだ。(談)

 

 

黒田福美(くろだ・ふくみ)

 

昭和31年、東京都生まれ。桐朋学園芸術短期大学演劇学科を卒業後、

52年にTBS系のポーラテレビ小説『夫婦ようそろ』でデビュー。

 

女優として活躍する一方、芸能界きっての“韓国通”として知られ、韓国

観光名誉広報大使などを務めた。著書に『ソウルマイハート』『となりの

韓国人』『黒田福美の韓国ぐるぐる~ソウル近郊6つの旅』など多数。

 

 

「産経ニュース」より抜粋。

 

 

これまでの政権は一部の過激な市民団体の示威行動を「民意」として反日

を展開してきたが、今は朴槿恵(パク・クネ)大統領自らが反日的姿勢を

あらわにしている所をみれば、女性的感情をもろに日本に恨み節・・・。

 

「パク」がいるかぎり反日の考えは変わらないと言う事ですね!!!

 

 

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