イスラム国日本人殺害事件とヨルダン兵士殺害

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イスラム人は本当に人間なのか?テロリストの思考がわからないし、イスラム教の教えなのでしょうか?

この残虐な事件を記憶として残しておくために、あえて紹介します。

 

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「イスラム教かたった詐欺」 大阪のイスラム教徒ら蛮行非難

「イスラム教の聖典では人を殺すことを許していない。彼らのやり方はイスラム教を騙った詐欺だ」

ヨルダン人パイロットを殺害したとする映像が流れた4日の早朝、大阪市西淀川区のイスラム教礼拝施設「大阪中央マスジド」を訪れた同区に住む日本人の大学生(21)は事件についてそう語り、「腹が立つ気持ちを超えてあきれかえっている。理解できない」と憤りを隠さなかった。

一方で、「事件のせいで、日本でムスリム(イスラム教徒)に対して排他的な動きが起きないかとても心配だ」と不安な表情も浮かべる。日本で使われている「イスラム国」という表現が、誤解を招きかねないと感じているからだ。

「イスラム教徒全部が、同じような考えを持っているかのような誤解を与えてしまう。それに、勝手に国家を名乗っているだけで国ではない」と、強い口調で蛮行を非難した。

と言う記事を見つけました。

 
「イスラム教の聖典では人を殺すことを許していない。彼らのやり方はイスラム教を騙った詐欺だ」と書いていたが、彼らイスラム国を名乗る人たちはイスラム人じゃ~ないのですか?

 

「肉体焼失はイスラム教徒への最大の侮辱」

また別記事を紹介すると、

基本は土葬です。最後の審判で肉体が必要との事
日本エネルギー経済研究所中東研究センター長の田中浩一郎氏は、映像は中尉が空爆したと伝えられるシリアのラッカ周辺で撮影された可能性が高いと推察する。

これまでと異なる殺害方法については、「イスラム教では『最後の審判』の日に肉体が必要とされるため土葬が基本だ。

灰にすることで肉体がなくなることは最大限の侮辱にあたる」とし、「イスラム教徒であるヨルダン国民や空爆参加国に、自分たちに危害を加えることへの怖さを思い知らせる狙いがあるのでないか」と話す。

編集にはコンピューターグラフィックも駆使され、時間をかけて作られたことがうかがえる。ただ、映像には多くの兵士も映り込んでおり、屋外で目立たずにこれだけの映像を撮影することは難しいとみられる。

 

田中氏は「アメリカは『ドローン』(無人小型飛行機)や偵察衛星によって、情報をすでに入手していたのでは」とし、「ヨルダン政府もアメリカを通じて入手していたからこそ、死刑囚の釈放には応じず、中尉の生存確認を求めていたのではないか」と分析した。

 

後藤さんはわかっていてなぜイスラムへ?

イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に拘束されている後藤健二さん(47)がジャーナリストとして追い求めたのは、紛争そのものではなく、そこに住む人間の暮らしだった。

過酷な内戦を生きるシリアの人が一瞬見せる素顔を「まだ撮れていない」と語っていた。殺害予告の動画が流れてから27日で1週間。交流のあった人は後藤さんが生きて帰り、何かを伝えてくれると信じている。

「ひとまず息ができないような72時間は過ぎた…」

大阪府豊中市の演出家、馬場さくらさん(41)は、イスラム国が身代金の支払期限とした72時間を経過した後、自身のブログに心境を記した。

馬場さんが代表を務める劇団「桜人(さくら)企画」で戦場ジャーナリストをテーマにした劇を作る際、モデルにしたのが後藤さんだった。

昨年2月の神戸市での上演後、トークイベントのゲストに後藤さんを招いた。直前までシリア北部のアレッポに滞在し、アサド政権軍による空爆下の街でカメラを回していた。

当時は政権と反体制派の和平交渉がスイス・ジュネーブで行われていた。シリアの人は交渉をどう見ているのか。「彼らの口から聞かないと分からない」というのが、現場に向かった理由だった。

 

シリアの若者、なぜ青春謳歌できないのか

もちろん、一か八かの取材ではない。プロのジャーナリストとして情報を集め、危険性を見極めての渡航だった。「100%ダメというところには行けない。そういうときは待つしかない」

イベントでは終始笑みを絶やさず、バンドの演奏に心からの拍手を送った。シリアで武器を取る若者と、平和な日本のバンドマンを「後藤さんは決して比較しない」と馬場さんは言う。

むしろ、シリアの若者がなぜ日本のように青春を謳歌(おうか)できないのか、その憤りに突き動かされていた、と。

中東和平のために、日本は巨額の資金援助を行ってきた。貴重な税金を払ってきたのだから、もうちょっと関心を持っていいのでは-。後藤さんはイベントの参加者に穏やかに語りかけ、「メディアやジャーナリストはドアをたたき続けることが大事」と自らの使命を気負わずに口にした。

 
馬場さんは昨年12月にも後藤さんの講演を企画していたが、9月にメールでやり取りをして以降は連絡が取れなくなった。

海外取材中にはよくあること。本人も「いつも不安がられるんだよね」と笑っていた。だが、今回は違った。

24日にネット上に公開された新たな後藤さんの画像で、英語の音声は「アベに私を殺させないで」と助けを求めていた。

馬場さんは「気持ちをまひさせておかないと、自分の日々の仕事ができない」と動揺する心を懸命に抑えつつ、「後藤さんは自分から『助けて』と言う人ではない」と、本心ではない発言を無理強いされていると感じたという。

 

家族の姿いつか撮る

昨年のトークイベントで後藤さんはシリアで出会った家族のエピソードを紹介した。次から次へ爆弾が落ちてくる中、妻と子供をバスに乗せて逃そうとする父親を見たのだという。

別れ際、その夫妻は人目をはばからずに抱き合い、キスをした。敬虔(けいけん)なムスリム(イスラム教徒)がそんな振る舞いをすることはめったにないことだという。

「そのシーンは残念ながら撮れていない。でも続けていれば、いつか撮れる」

馬場さんは「とにかく早く帰ってきてほしい」と祈っている。「多くの人が後藤さんを助けてと声を上げている。その声が届くといいと思っています」

 
以上 「産経WEST」より一部抜粋しています。
イスラム国を名乗るテロリストによって尊い命を無くした3名の方々にご冥福を祈ります。

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