冬のタンチョウがみどころです
現在日本には約1300羽(平成24年)の丹頂ツルがいます。
昔話や民話にでてくるように、昔は日本各地に生息していました。
1924年に釧路湿原で十数羽が再発見され、エサが無くなる厳しい冬
に、自分たちのためにとっておいたトウモロコシを与えるなど、地元の
人たちの深い愛情に守られ、次第に生息数を増やしていきました。
大陸ではロシアや中国の東北部にも生息しています。大陸のタンチョウ
は渡りをし、冬は朝鮮半島や中国南部に移動しますが、現在の日本のタ
ンチョウは渡りをしません。
タンチョウは釧路湿原に一年中暮らしている留鳥です。
夏は湿原の中に巣をつくり、4~5月に産卵し、夫婦で子育てに励みま
す。
冬は湿原内の川や沼が凍ってしまい、えさが捕れなくなるので、人里の
鶴居・伊藤サンクチュアリや鶴見台などの給餌場にやって来て冬を越し
ます。
翌年の2月中旬には、子別れがおこなわれます。
今まで愛情をこめて育てていた親は、突然子供を突き放し、野生の厳し
さを教えます。
つがいになったタンチョウの夫婦は絆が深く、一生を共にするといわれ
ています。
タンチョウは漢字で「丹頂」と書きます。「丹」は赤い、「頂」はてっ
ぺんという意味で、頭のてっぺんが赤いためこの名前が付きました。頭
の赤いところには羽がなく、ニワトリのとさかのようになっています。
興奮すると赤くなります。
ここで疑問?
オスもメスも赤くなるのかな~?
人間が興奮すると顔が赤くなる!!!
一部過去の自分のブログより抜粋。
タンチョウが観れるスポット
鶴見台
場所 → 鶴居村下雪裡
時期 → 毎年10月下旬から3月下旬まで
給餌時間 → 朝と午後2時30分頃
【アクセス】
釧路空港から車で約40分
JR釧路駅から車で約40分
JR釧路駅より阿寒バスでつるい保養センター行きに乗車。
鶴見台で下車、そこから徒歩1分。
伊藤タンチョウサンクチュアリ
場所 → 鶴居村字中雪裡南 TEL 0154-64-2620
時期 → 毎年10月下旬から3月下旬まで
給餌時間 → 朝と午後2時頃
【アクセス】
釧路空港から車で約40分
JR釧路駅から車で約40分
JR釧路駅より阿寒バスでつるい保養センター行きに乗車。
鶴居村役場前で下車、そこから徒歩15分。
音羽橋
早朝のタンチョウ撮影ポイント。
厳寒時、川霧の中のタンチョウは幻想的です。
某カメラマン曰く。
撮影ポイントは、周りに雪があって、早朝の厳寒期が狙い目。
タンチョウの吐く息が白くならないとダメ。
紹介した周辺のマップです。
小さくてごめんなさい。
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