富岡製糸場 世界遺産に登録の見通し

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富岡製糸場 世界遺産に登録の見通し

世界文化遺産への登録を目指している群馬県の「富岡製糸場」につ

いて、ユネスコの諮問機関は「世界遺産に登録することがふさわし

い」とする勧告をまとめ、

 

ことし6月にも世界遺産に登録される見通しとなりました。

 

群馬県にある日本で初めての官営の製糸工場、「富岡製糸場と絹産

業遺産群」は、製糸技術の革新を進め世界の絹産業の発展に重要な

役割を果たしたとして、

 

去年1月、国が世界文化遺産に推薦し、去年9月にはユネスコの諮

問機関、イコモスが現地調査を行うなどして検討してきました。

 

この結果、イコモスは「富岡製糸場」について、「世界遺産に登録

することがふさわしい」とする勧告をまとめました。

 

これは勧告の中でも最も評価の高い「記載」と呼ばれるもので、こ

れまで日本が推薦した候補のうち「記載」の勧告を受けたケースは

16回あり、いずれも正式に世界遺産に登録されています。

 

イコモスの勧告は最終判断に影響大

 

ユネスコの諮問機関、イコモスの勧告は、世界遺産に登録するかど

うかの最終判断に大きく影響します。

 

勧告は「普遍的な価値の証明が十分か」、「保全状況は十分か」と

いった観点から4段階の評価を示します。

 

最も評価が高いのは「記載」で、世界遺産にふさわしく世界遺産の

一覧表に載せるべきだというものです。

 

日本が推薦した候補のうち「記載」の勧告を受けたのは過去16回

あり、その年の世界遺産委員会でいずれも正式に世界遺産に登録さ

れています。

 

次が「情報照会」で、追加で情報を提出させ翌年以降に再度審査す

るよう求めるものです。

 

 

日本の世界遺産は17件

 

 

日本の世界遺産は現在、文化遺産に13件、自然遺産に4件の合わ

せて17件が登録されています。

 

平成5年、文化遺産に奈良県の「法隆寺」と兵庫県の「姫路城」が、

自然遺産に鹿児島県の「屋久島」と青森県と秋田県の「白神山地」

が登録されたのが最初でした。

 

その翌年以降も、京都府と滋賀県の「古都京都の文化財」、広島県

の「原爆ドーム」など文化遺産の登録が続きました。

 

最近では去年、山梨県と静岡県の「富士山」が日本からは2年ぶり

に世界遺産に登録されています。

 

 

日本初の官営製糸場

 

富岡製糸場は明治5年、日本で最初の官営の製糸場として建てられ

ました。

 

当時、明治政府は「殖産興業」を目指す国家プロジェクトを進めて

いて、生糸の生産が盛んな群馬県の富岡地区にその中心となる施設

を建てたのです。

敷地は5.5ヘクタール余り。

木の枠組みにレンガを積み上げるという日本と西洋の建築技術を融

合させた造りで、建設費は現在の価格で計算すると33億円と推定

されています。

 

製糸場には若い女性が全国から集まり住み込みで働きました。

女性たちによって生産された高い品質の生糸は外貨を稼ぐ貴重な輸

出品となりました。

 

製糸場には最新式の機械が導入され、最盛期の昭和49年には年間

におよそ370トンの生糸が生産されました。

 

富岡製糸場は昭和62年に操業を終え、平成18年には一部の建物

が国の重要文化財に指定されるなど日本の近代化の歩みを伝える文

化財としての役割を担ってきました。

 

 

「NHK NEWS WEB」より抜粋。

 

富岡製糸場 世界遺産に登録の見通し、オメデトウございます。

日本の世界遺産が17件もあったとは、知らなかったです。

日本初の官営製糸工場、当時の女性はお国のためならせっせと働い

たんでしょうね!!!

 

だから今の日本があるんでしょうね。

 

ここで疑問ですが、

世界遺産に登録になったところは、万が一戦争になったら空襲され

ないのでしょうか?

だとしたら、そこに退避すれば助かるのかな?

 

 

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