太陽光発電のやさしくない現実

2014年10月13日経済太陽光発電, 工事費経済, 工事費

経済

太陽光発電のやさしくない現実

 

 

発電量わずか、代替ほぼ無理

 

 

東京電力福島第1原発事故以降、太陽光や風力などの自然エネル

ギー(再生可能エネルギー)への期待が高まり、太陽光パネル設置

を後押しする政治家の発言も相次いだ。

 

太陽光パネルはどれぐらい普及したのか、自然エネルギーで日本の

エネルギーは賄えるのだろうか-。

 

 

菅元首相力説「1千万戸」でも総発電量の4%

 

 

「家屋への太陽光パネル1千万戸設置」。

 

平成23年5月、菅直人元首相は経済協力開発機構(OECD)の

演説でこう宣言、さらに「自然エネルギーの発電割合を2020年

代までに現在の9%から20%にする」と表明した。

 

1千万戸に太陽光パネルを設置する場合、1戸につき200万円

としても20兆円かかる。

 

東日本大震災における建築物や農水産物などの被害額は16兆9千

億円と推計され、設置にはそれを超す金額が必要となる。

 

発電量はどれぐらいだろうか。

 

平均的な1戸当たり発電量は年間約4千キロワット時で、1千万戸

の発電総量は年間400億キロワット時。

 

25年度の日本の総発電量は9400億キロワット時で、1千万戸

に太陽光パネルを設置しても総発電量の4%にすぎない。

 

一方、23年4月、神奈川県の黒岩祐治知事は「4年間で太陽光パ

ネル200万戸設置」を公約に当選。

 

200万戸設置にかかる費用は約4兆円。4年で実現するために年

1兆円必要だが、同県の一般会計予算は26年度で1兆8650億

円と予算の半分以上を使わなければならない。

 

筑波大学システム情報系の掛谷英紀准教授は「どちらも計算すれば

非常識な数字と分かるが、当時、大きく問題にされることはなかっ

た。

 

自然エネルギーに関しては今も同様の非科学的な発言をする人がお

り、そうした発言が放置されているのが現状だ」と指摘する。

 

同県が23年9月にまとめた「かながわスマートエネルギー構想」

では「2020年度までに県内消費電力の20%以上を自然エネル

ギーにする」とし、「4年で55万戸」の目標を掲げた。

 

55万戸設置の発電量は22億キロワット時で、24年度の同県の

消費電力量485億キロワット時の4・5%。

 

ただ、目標の非現実性に気づいたのか、今年4月の「かながわス

マートエネルギー計画」では11%にトーンダウンした。

 

 

広大な開発必要

 

 

太陽光発電協会(東京都港区)によると、23~25年度の太陽光

パネル設置の補助金申請は全国で約80万件。菅元首相が目標に掲

げた1千万戸は遠い。

 

太陽光だけではない。政府は6月、新成長戦略で風力発電の導入加

速をうたっている。

 

現在、日本で一番使われている自然エネルギーは水力。「ダムが環

境を破壊する」として水力は人気がないが、「風力で水力と同規模

の発電量を確保するには水力の5倍の施設面積が必要」(掛谷准教

授)。

 

風力発電の施設設置も自然を壊さないとできず、環境破壊の度合い

はダムの比ではない。

 

掛谷准教授は「自然エネルギーは単位面積・体積当たりのエネル

ギーが非常に小さい。広大な開発行為なくして自然エネルギーによ

る火力や原子力の代替は不可能。

 

しかし、物理法則上、不可能なことが可能であるかのように主張す

る人たちがいる。これにだまされないためにも、科学的に物を考え

る習慣を身に付けてほしい」と話している。

 

 

「産経新聞」より抜粋。

 

 

 

太陽光発電。太陽光パネルを設置する場合、何年で元を取れるのか?

 

チョイト調査しました。

 

 

太陽光発電、何年で元を取れるか?

 

 

1戸建て家屋で合計4.62KW発電のパネルを設置の場合

 

パネルの大きさは、巾10m×奥行4mくらい。

これを屋根にのせる。

 

実際の発電量は60%~80%

つまり、4.62KW × 70% = 3.23KWの発電。

 

工事費用はいくらかかるか

 

現在、全国平均工事費は、71万円/KW(材料・工事費全て含む)

である。

 

ここでは、60万円/KWで計算してみよう。

家の形によって工事費用は変わる。

 

つまり、

60万円/KW × 4.62KW =277万円強の工事費用

 

国からの補助金(タダでもらえるお金)

 

太陽光発電は国から補助金を貰うことができる。

 

 

貰える補助金は以下です。

 

4.62KW × 7万円(*) = 32万円強

 

実質工事費はいくらになるか

 

工事費用277万円 – 補助金32万円 = 245万円

245万円が実質工事費ということになる。

 

発電量で元を取るのに

 

245万円の場合、おおよそ25年前後はかかる。

 

 

上記試算は、もちろんおおよそです。

 

現在の工事費等は地方によって違います。国および地方からの補助

金も違うし、売電価格を考慮したら20年という人もいるみたいで

す。

 

年数が経てば故障や破損等で維持費がどのくらい掛かるのか?

 

未知数だと思うのです。補助金だっていつ打ち切られるかわかりま

せん。

 

これから考えている読者様がいたら、いろんなシュミレーションを

してから決断したほうが、いいと思います。

 

業者に相談しても、相手は売りたがっているからいい事しか言いま

せん。

 

ネット等多方面から調べたほうが、いいと思いますよ!!!