連続テレビ小説 マッサン 螢の光がカギ握るウィスキー造り

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連続テレビ小説 マッサン 螢の光がカギ握るウィスキー造り

 

 

「マッサン」では、しばしば歌が重要な役割を果たします。エリーの故郷・
スコットランドの民謡は、明治時代に日本の学校唱歌に数多く取り入れられま
した。

そのため『螢の光』など日本人が懐かしいと感じる歌が、実はスコットラン
ド民謡だったりします。『螢の光』は音楽担当の富貴晴美さんにアレンジして
もらい、BGMとしても使用していますが、なぜかこの曲がかかると、シーン
からいろいろな意味があぶりだされてきます。

恐らく日本人の記憶になっている歌なのですね。自然と郷愁の思いや懐かし
さ、人の温かみ、大切な人と過ごした時間など、さまざまなイメージが、ドラ
マの表現を豊かに広げてくれていると感じています。

スコットランド民謡だけでなく、酒造りで歌われた『もと摺(す)り唄』な
どの民謡や当時の流行歌も取り込んでいます。

例えば5週でエリーと優子が歌った『ゴンドラの唄』は当時の流行歌です。
この歌には、シャーロットさんが「わからない!」と言いながらとても苦戦し
ていました。

日本独特のメロディーなので、音程を取るのがたいへん難しかったようです。

シャーロットさんはお芝居だけでなく、歌に対してもプロ意識が高く、演技
のリハーサルの後に歌のレッスンをするなど、全力で取り組んでいます。彼女
の歌声には透明感があり、ドラマに力を与えてくれています。

特に9週に登場する『悲しみの水辺』は圧巻でした。ラストの“2人が歩い
てエリーが歌う”というシーンは長回しの撮影だったのですが、登場人物の気
持ちになりきって歌う彼女を見て、カットがかかると現場のスタッフから思わ
ず拍手が起こりました。

音声さんも「すごい、シャーロットすご過ぎる!」とうなっていました。

今後も、さまざまな歌が登場する予定です。年明けからの余市編では、ソー
ラン節が物語に絡む仕掛けがあります。

ソーラン節は、ニシン漁が盛んだった北海道の積(しゃこ)丹(たん)半島
から余市にかけての地域で生まれた歌なのです。

 

ウイスキーでなく日本酒が原点

マッサンの実家、広島の竹原を舞台に物語が展開します。昨年秋ごろ、竹原
で実際の蔵や木桶を使用した昔ながらの酒づくりを見せてもらったことで、マ
ッサンがウイスキーづくりに向かう必然性を感じました。

ウイスキーは自然の環境に大きく影響され、長く貯蔵する中で木の樽の中か
ら生まれます。

米を原料とする日本酒も、麹(こうじ)であったり酵母であったり自然の力
を借りながらつくっていく。

日本酒づくりをそばで見て育ったマッサンが、西洋の魅力的な酒に惹かれて
いった原点はこの実家の酒蔵にあるというのが、理屈を超えて腑(ふ)に落ち
ました。

職をなくしたマッサンが、日本酒づくりをもう一度手伝うことで、自分の原
点に立ち返っていく様子を描きたいと思い、脚本担当の羽原大介さんに書きあ
げていただいたのがこの8週です。

実際に物語を肉付けして映像化していく際には、今も昔ながらの製法で日本
酒をつくっている杜氏の石川達也さんにご尽力いただきました。

酒の母と言われる酒母が生まれる「もと摺(す)り」の場面を再現したので
すが、少年・政春が見つめる形で第1週から出てくる“もとすり歌”を聞いた
とき、すごく感動して、この歌はぜひドラマの中で改めて使いたいと思いまし
た。

そして、この歌自体もお母さんの歌だ、ドラマのストーリーとつながるな、
と感じました。

こういったエピソードも、杜氏の石川さんと話していて生まれたものです。
まさにいろいろな人との出会いの中で、羽原さんの作りだした最終形の台本に
いたりました。

洗米などかなりご協力していただき、酒づくりの工程をきっちりと映像化し
ていく中で、物語の奥行きが出せた週だと思っています。

撮影にご協力いただいたもと摺りをしている人たちは、本物の若い蔵人たち
です。そういったいろいろな人たちの協力を得てできた第8週は、このドラマ
だからこそできた、という感じです。

 

 

「産経WEST」より抜粋。

 
マッサン 観ました。 なかなか面白そうですね!!
途中から観たので内容等は良くわかりませんが、BGMに流れてくる曲に心が
惹かれますね!!!・・・グット。