日本人だけが盛り上がる? 野球、五輪復活に幻想を抱くな!

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日本人だけが盛り上がる? 野球、五輪復活に幻想を抱くな!

 
国際オリンピック委員会(IOC)は12月8日、モナコで開いた臨時総会
で、五輪開催都市が追加種目を提案できる権利を承認した。

この結果、2020年の東京五輪で野球、ソフトボールが正式種目に復活す
る道が開けてきたわけだが、ぬか喜びに終わらぬことを祈りたい。

世界の競技人口をみれば、野球が約3500万人で、ソフトボールは約30
00万人。同じ球技のバスケットボールが約4億5000万人、サッカーが2
億5000万人であることからすると、野球は明らかに“マイナースポーツ”
だ。

開催地の人気スポーツを実施することに、IOCも嫌な顔はしないだろうが、
実現しても五輪での野球実施は東京が最後と思った方がいい。

少々乱暴な言い方になるが、五輪は欧州スポーツ文化を基盤にしている。米
国とアジアだけで盛んな野球が、IOCの視野に入るはずがない。

米大リーグ機構(MLB)の思惑もある。メジャーリーグの選手も参加する
国際大会、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を創設したのに、
今さら五輪でもあるまい。

実際、MLBの競技運営の最高責任者であるジョージ・トーリ氏は9日、東
京五輪で野球が復活した場合でも「シーズン中の夏に大リーガーを派遣するの
は難しい。議論が必要だ」と話している。

日本のソフトボール界は五輪種目から外れた途端、露出度が減ったと危機感
を抱いているが、野球には過去3回のWBCで日本中を熱狂させた歴史がある。

日本では現在、WBCに出場するプロを中心としたトップチームを頂点に社
会人、21歳以下、大学、18歳以下、15歳以下、12歳以下、女子とすべ
ての世代の代表チームを「侍ジャパン」の総称で一元化し、強化を進めている。

そのトップチームは11月、MLBオールスターチームと強化試合を行った。
広島の前田健太、日本ハムの大谷翔平、楽天の則本昂大らが素晴らしい投球を
披露し、MLBのスカウトから絶賛されたほか、若手選手もいい経験を積んだ。

そこで、各代表でこういう機会を増やすため、海外フリーエージェント(F
A)権を持たない日本球団所属の選手がメジャー移籍する際に活用するポステ
ィング制度で生じる譲渡金を流用してはどうだろうか。

この制度は、日本の各球団がメジャー移籍可能選手を日本プロ野球機構(NP
B)を通じてMLBに告知(ポスティング)し、MLB各球団が選手と契約が
成立した場合、譲渡金(上限2000万ドル=約24億円)を日本球団に払う
-というシステムだ。

日本球団からすれば、譲渡金は主力選手が抜ける「補償金」の感覚だろう。

しかし、MLB側にとって補償金の支払いという“非関税障壁(関税以外の
方法による貿易制限)”が存在する状態で、制度が続くのだろうか。

ところが、譲渡金の解釈を「次代の若手育成費」と変更すると、さまざまな
道が見えてくるのだ。

譲渡金の一部をNPBおよび「侍ジャパン」が管理し、代表チームを海外に
派遣するなど積極的な強化策を行う資金とする。

それは次代を担う日本のスター選手を育成するだけでなく、選手たちに海外
志向を植えつけることでもあり、MLBにとってマイナスばかりではなくなる。

五輪好きの日本人が、自国開催の東京五輪で気持ちが盛り上がるのも分かる
が、東京五輪で過去のWBC以上のレベルの高い戦いが繰り広げられる可能性
は低いと言わざるを得ない。

日本の野球界は、五輪での競技復活という“筋の悪い”話に惑わされること
なく、国際化を進めていくべきなのだ。

 
「産経 WEST]より抜粋。

 
IOCが五輪開催都市が追加種目を提案できる権利を承認した事は喜ばしい事
だと思う。

だからっと言って「野球」?それしかないの?

欧州には野球人口が少ないでしょう。やっても日本だけじゃね~。喜ぶの・・

別な競技がなんか無いですかね~・・・?。