「なぜトヨタに学ばない」タカタ、火だるま

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「なぜトヨタに学ばない」タカタ、火だるま

 
自動車部品大手タカタの欠陥エアバッグ問題をめぐり、米メディアが厳しい
報道を展開している。

被害者やタカタ関係者への取材に基づく調査報道や、公の説明の場に顔を見
せない同社トップの姿勢を手厳しく非難する論調が目立つ。クルマ社会の米国
民が寄せる関心は強く、世論や議会の動向にメディアが大きな影響を与えてい
る。

米国民を震え上がらせたのが、10月21日付のニューヨーク・タイムズ紙
が1面で掲載した記事だ。フロリダ州でホンダの車を運転中に死亡した女性の
首に切り傷があり、警察は殺人を疑っていた。

だが、同紙は遺族や関係者に取材し、「タカタ製エアバッグの欠陥が原因だ
った」と伝えた。

同紙は以前から欠陥エアバッグ問題を取り上げ、タカタ関係者への取材や当
局の記録などを追うことで、ホンダがリコールに踏み切るずっと以前にメー
カー側は欠陥の可能性を認識していたはずだと指摘した。

ウォールストリート・ジャーナル紙も「最初の事故報告から2年もの間、何
の措置もとらなかった」とタカタを批判。

CNNなどテレビ局の報道も増え、全米で「タカタ許すまじ」との世論が一
気に沸騰した。

日本では、企業の不祥事が発覚すると、企業と当局の動静を伝える報道が先
行しがち。一方、米メディアが得意とするのが、被害者や周辺関係者への取材
を通じて、問題の構図を浮かび上がらせる手法だ。

さらに米メディアが強く問題視しているのが、タカタの説明責任だ。

タカタ問題を集中審議した12月3日の下院公聴会。タカタから出席したの
は品質保証本部の幹部で、経営トップで創業家出身の高田重久会長の姿はなか
った。

エアバッグの欠陥問題に関し、高田会長は、「誠に遺憾に思っている」との
声明を出し、一部メディアのインタビューに応じたものの、記者会見など公の
場での十分な説明機会をもうけていない。

ロイター通信は、高田会長と会談した関係者の印象として「(会長は)時間
の経過とともに問題は収束すると思っているようで、危機感が乏しい様子だっ
た」との話を報じた。

ブルームバーグも「前に出て、エアバッグの問題を説明することを怠ってい
る」と指摘。「自らが説明責任を果たせないなら、高田氏は早急に辞任すべき
だ」(米自動車ジャーナリスト)といった厳しい声さえメディアで飛び交う。

米国では、企業が不祥事を起こすと、トップが先頭に立って説明責任を果た
すことが強く求められる。

タカタ問題と比較されるのが、やはり全米を揺るがしたトヨタ自動車の大規
模リコールだ。

トヨタの豊田章男社長は当初説明不足との批判を浴び、急きょ米国に飛び、
記者会見を重ねてひたすら謝罪した。公聴会では、「すべてのトヨタ車に私の
名前が入っている」と語り、新聞に広告を出しリコール対応に努めた。

トヨタに学んだのが、やはり大規模リコールを起こした米ゼネラル・モー
ターズ(GM)。バーラCEOも対応の遅れを批判されたが、議会では自ら説
明に立ち、再発防止策を矢継ぎ早に打ち出した。

インタビューに応じるなどメディア対応もぬかりなく、同社への批判は和ら
ぎつつある。

ロイター通信は、トヨタとタカタの動きには「大きな隔たりがある」と指摘。
カリフォルニアに拠点を置く危機管理会社バーンスタイン・クライシス・マネ
ジメント幹部の「コミュニケーションに失敗すれば、罪があるか、何かを隠そ
うとしていると解釈される。タカタはトヨタの厳しい教訓から学ぶべきだ」と
の言葉を紹介している。

 
「産経WEST」より抜粋。

 

 

自動車部品大手タカタの欠陥エアバッグ問題がアメリカで波紋を呼んでいるが、
自分の製品に対して信頼と誇りを持っての強気の発言だと思う。

トヨタは世界的に大企業だしお金も持っている。だからひたすら謝罪して騒動
の鎮静化を目論んだと思う。

一方タカタは、日本の技術をバカにされたから意地を張ってるところもあると
思います。

アメリカのメディアに負けないで貫き通してください。

応援します。