惨敗ブラジル、パニックの裏にセレソンの重圧
「王国」ブラジルがさらした無残な光景に世界中が息をのんだ。
1-7。
W杯史上最多失点での歴史的大敗。
国民の誇りであり、生きる希望ともいわれるセレソン(ブラジル代
表の愛称)が決勝にたどり着けずに散った。
「魔の6分間」に何が起きたのか。
前半11分にブラジルは先制されると、同23分からわずか6分間
に4ゴールを奪われた。名将スコラリ監督は「選手がパニックに陥
った」と形容したが、伏線はあった。
準々決勝で脊椎を骨折した絶対的なエース、ネイマールを欠いた背
番号10の離脱で攻撃の組み立ては崩れ、さらに累積警告の出場停
止で主将のチアゴシウバも欠場。
2人のキープレーヤーの不在によって攻守のバランスが不安定にな
り、王国の輝きを一気に失ったのである。
「ネイマールのためにも勝つ」-。セレソンは国民と一丸となって
結束を強くした。
試合前の国歌斉唱ではサポーターも声をからした。ブラジル国旗が
家々に掲げられ、国民の多くがカナリア色の服を着て、会場の都市
では「ブラジル! ブラジル!」の絶叫が響き渡った。
準決勝戦でも、スタンドの大半をブラジルサポーターが占めた。と
ころが、2点先取された時点で異様な雰囲気に包まれた。現実を受
け入れられずに号泣する少年もいた。
ブラジル大敗で少女自殺
W杯準決勝でブラジルがドイツに1-7で大敗したことにショック
を受け、ネパール東部のバラウルに住む10代の少女が9日、自宅
で首つり自殺したと警察が発表した。10日にAP通信が報じた。
歴史的大敗に国全体が落胆、PV会場では催涙弾
試合会場の南東部ベロオリゾンテの競技場はブラジルのサポーター
が9割超を占めた。
だが、ブラジルが立て続けに失点すると、サポーターたちは頭を抱
えぼうぜん。
敗色濃厚で前半途中から帰途に就く人も、試合終了後には肩を落と
すブラジル代表選手に罵声を浴びせるブラジル人が目立った。
リオデジャネイロや北東部レシフェのパブリックビューイング(P
V)会場ではサポーター同士が衝突、観戦者が逃げ出し、治安部隊
が催涙弾で鎮圧する騒ぎも。
ブラジルの勝ち上がりとともにW杯に反対するデモは沈静化してい
たが、地元報道によると、サンパウロでは、怒って国旗を焼く人々
も。
ブラジル人記者は「敗戦の怒りで、デモが再び起きる可能性もあ
る」と指摘した。
「産経ニュース」より抜粋。
どうしたブラジル
W杯で7失点・・・大失態。
ネイマールがいなかったからですか?
そうじゃないでしょう。守りが2流なんでしょうね!!!
各地で暴動が起きたみたいですね!気持ちはわかります。
でも日本は紳士だから暴動は起こりませんよ!!!
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