巨人 川口投手コーチ“KY”投球に苦言
G沢村、4失点KOもドコ吹く風 川口投手コーチ“KY”投球に苦言
21日のヤクルト戦(神宮)で3週間ぶりの先発マウンドに立った巨人の
沢村拓一投手(26)。
チームは延長戦の末に勝ったものの、6回途中4失点でKOされた沢村に
対し、川口和久投手総合コーチ(55)はカンカン。
ところが当の本人はどこ吹く風で、投球への手応えを語る驚異のKYぶり。
チームの激闘をよそに孤高の剛腕はどこまでも我が道を行くのか。
「状況を考えて、流れを読んで投げないといけない」。川口コーチが問題
視したのは、1点を奪いリードが3点に広がった直後の6回の“KY”な
投球だった。
沢村は1回に四球と二塁打で先制の1点を許したが、2回からは立ち直り
1人も走者を出さない投球を続けていた。
だが6回2死一塁、打席には3年連続セ・リーグ本塁打王のバレンティン。
「あそこは中途半端になってはいけない。本塁打が一番ダメ。四球でもい
い」(川口コーチ)
夏休みで観戦に来た少年ファンでも分かることだが、1-2と打者有利の
カウントから沢村が投じた147キロ直球はシュート回転してど真ん中へ。
左翼スタンド最上段への2ランで1点差に迫られ、続く雄平にも左前打さ
れたところでKO。2番手の田原誠が畠山に2ランを浴び、試合をひっく
り返された。
7月13日の阪神戦(東京ドーム)でも、2点リードの7回2死満塁で代
打・関本に逆転満塁本塁打を被弾。川口コーチが「やられ方がいつも一
緒」と嘆くのも当然だ。
「試合の流れを読んで頭を使わないと。立派な大人なんだから、大人にな
らなきゃいけない」と説教したが馬耳東風だったようだ。
まだ勝敗が決していない時点で、球団広報を通じて伝えられた沢村のコメ
ントは次の通り。
「立ち上がりにバタついてしまったが、全体的にストレートはよかったと
思う。右打者へのアウトローの制球は安定していた。ただ本塁打のボール
はシュートして真ん中に入ってしまい、今日の登板で特に反省しないとい
けない1球です」。あくまで自分が投げた球への満足度を語る、内なる戦
いへの自己採点だった。
試合後も同様。「2回以降はよかった。回の途中で下りたのは他の人に迷
惑をかけた。次の登板ではしっかり締めたい」とひたすらに前向き。
見方を変えれば、シーズン大詰めのどんなに重圧のかかる一戦でも、マイ
ペースで登板できる強心臓ともいえるが…。
川口コーチは戦前「ダメなら即2軍」とラストチャンスを強調していたが、
試合後は「今後はこれから。監督と話して」とトーンダウン。
主戦の菅野が故障離脱中で先発がコマ不足のためだ。コーチの教えが沢村
の心に響くかは怪しいところだが、持ち前の“超絶KY力”がチームを救
う日はやってくるだろうか。
「夕刊フジ」より抜粋。
“KY”投球ってなんだ??????
ネット検索で“KY”で調査。
“KY” = 空気を読めない。
去年までは結構活躍した選手なんだけど・・・・・
大先輩の「沢村栄治」投手になれないね。
でも今はエースの菅野戦線離脱しているので、何とかチームの勝利に貢献
してリーグ優勝に導いて欲しいですね。
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