フジと日テレがタモリ“争奪戦”
32年間の歴史に幕を下ろした「笑っていいとも!」。
タモリ(68)もゆっくり休めるかと思いきや、すでにテレビ局の間で 争奪戦が展開されているという。
「『いいとも』の最終日の特番はタモリの人気を再認識させるも のでした。
平均視聴率は28.1%で、ダウンタウンと爆笑問題など、不仲の芸人 たちも一堂に会したように、芸能人からの人望も厚い。
司会者としての株は上がり、秋の改編期をメドにタモリの番組を画 策するテレビ局が出ている」(テレビ関係者)
芸能デスクによると、現時点で争奪戦に参入しているのは、「フ ジと日テレ」。
ただ、両局とも一筋縄ではいかない事情を抱えているようなのだ。
「フジはすでに亀山千広社長自らが『なにか考えなければ』と新 番組を示唆しています。
過去にやっていた『トリビアの泉』のような番組ができないかと考 えているようです。
しかし、亀山氏は昨年6月に社長に就任した時点で、低視聴率だっ た『いいとも』を『終了しなければ局全体の上昇は見込めない』と 打ち切りを決めていたと言われており、タモリ側は“先に終了あり き”というその態度を快く思っていないのです」(放送記者)
タモリと日テレの間にも、深くて長いミゾがある
一方、タモリと日テレの間にも、深くて長いミゾがあると元日テ レ関係者が明かす。
「『いいとも』が始まる1年前の81年に日テレはタモリの『今夜は 最高!』という番組を始めました。
タモリのトランペット演奏や、ゲストとの面白トークで、“大人の 番組”として評価が高く、視聴率も夜11時からの放送で10%を超え た。
しかし89年に1桁になるやいきなり終了通告。
『タモリでは数字を取れない。スポンサーが付かない』という理由 に、ライフワークと考えていたタモリ側は抗議したが受け入れられ なかった。
結局、タモリは『今後、日テレのレギュラーには出ない』と宣言し たと言われます」。
前出の放送記者が言う。
「日テレ側は関係修復を目指し、昨年からすでにタモリ側にアプ ローチをしていたようです。そのうえで、『今夜は最高!』の復活 や似たようなテイストの番組ができないか口説いていると言われて います。
もし実現すれば、そのインパクトは大きい」
果たして、タモリから「いいとも!」を引き出せるのはどちら の局か。
<週刊文春2014年4月17日号『THIS WEEK 芸能』より>
「週刊文春」より抜粋。
芸能界とテレビ局との固執。
いろいろあるんですね!!!
ようするに両方ともワガママなんでしょ!!!
オモシロクて正確な情報を提供するテレビ局を応援します。
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