年々増え続ける女性の髪に関する薄毛・脱毛・ハゲ・抜け毛等の悩み、
ダイエットが起因する原因等を以前私が創刊していた(現在は廃刊)メ
ルマガをいくつか紹介しています。
髪の老化チェック方法? 後編
今回は前回の続きで、後編を紹介します。
刺激老化
● 1日に何度もシャンプーする
● 髪をきつく結んだり、ヘアピンを使ってアップにすることが多い
● ワックスやスプレー、ジェルなどのスタイリング剤をよく使う
● カラーリングやパーマをかけて髪が痛んでいる
上記事項を実行してる女性は、髪にダメージを与えて老化させているか
もしれません。
1日に何度も髪を洗う人を見かけます。頭皮の皮脂を落とすために必死
になってシャンプーする人が多 いようです。
皮脂を落とし過ぎると頭皮のバリア機能が落ちて、細菌感染や炎症を起
こしやすく、髪の成長に悪い影響を与えます。
シャンプーは毎日行わなくても、汗をかかない季節であれば2日に1回で
も大丈夫です。
ヘアアイロンは常用せず、ここぞという時に使用する。
ドライヤーは20cm以上離して、同じ場所ばかりに熱風を当てないように
して下さい。
シャンプー、コンディショナーは、頭皮に刺激を与えやすいので、しっ
かりとすすぎ洗いをして落として下さい。
白髪染め、カラーリング剤、パーマ剤は髪のキューティクルを壊して、
切れ毛が多くなり、髪がもろくなります。
使用は最小限に留めた方が良いです。
ホルモン老化
● 抜け毛や薄毛が気になり、髪にコシがなく細くなった
● 頭皮が皮脂でベタついて油っぽい
● 髪は薄くなったのにヒゲや体毛が濃くなった
● 月経周期が乱れがち、または閉経した
抜け毛や薄毛の原因のひとつに男性ホルモンが作り出す物質が影響して
います。
上記サインがある人は注意しましょう。
髪の寿命(ヘアサイクル)は2~6年で髪の80~90%がほぼ大人になった
状態にあり、残りの10~20%が生まれたての状態にあります。
しかし、男性ホ ルモンや加齢によって髪の再生能力が落ちると、髪の
寿命(ヘアサイクル)が短くなり、十分に成長せずにハリやコシ、ツヤ
のない未成長の状態で一生を終えてしまう髪の割合が増え、髪のボリ
ュームも減り、髪質も低下します。
女性の場合、月経周期に合わせて女性ホルモンがきちんと分泌されてい
れば、女性ホルモンには髪を育てる働きがあるため問題がありません
が、月経周期が乱れたり閉経している人は、男性ホルモンの影響を受け
やすいので注意が必要です。
「ミノキシジル」は髪の毛根にある毛母細胞に働きかけ、細胞分裂を活
発にして髪の成長を促進します。
頭皮に塗る育毛剤が多く、市販薬として薬局でも買えます。
ミノキシジルは男性型脱毛症(AGA)はもちろん、女性の脱毛治療にも
用いられています。
ストレス老化
● 睡眠不足が続いている
● 白髪が急に増えた
● 心配事や悩み事を抱えている
● 運動などでうまく気分転換ができない
ストレスや疲れ、睡眠不足なども髪の健康に悪影響を及ぼします。
ストレスで緊張感が持続すると交感神経が働きすぎて、血管を収縮し血
行が悪くなったり、汗をかきにくくなり、胃腸の働きも低下して腸が
十分に栄養を吸収できなくなり、せっかく食べた栄養が体全体に行き渡
らなくなり、最終的には髪にまで影響します。
いい睡眠は緊張感を取り除き、副交感神経を働かせて血行を促進します。
髪は肌と同じように、夜の睡眠中に成長や再生を繰り返します。
深夜過ぎまで起きていたり、昼夜逆転の生活では髪は成長できないので、
規則正しい生活を心がけましょう。
疲れを取るためにも、ゆっくりお風呂に入ってリラックスして汗をかく
のは、手頃なストレス解消法だと思います。
激しいストレスで一時的に白髪が多くなった場合は、そのストレスから
開放されれば、また黒髪が生えてくる可能性があるので、なるべく早く
ストレスの原因を見つけて対処するようにしましょう。
それ以外の場合は白髪を抜いても次にまた白髪が生えることが多い上、
無理に抜くことで毛根が傷つくので、どうしても気になる場合は抜くの
は避けて切るようにしましょう。
以上で【女性の髪に関する悩み解決】に関するウンチクはとりあえずこ
れで終了です。
最後に悩めば悩むほど、髪の毛は抜けて生きます。
極度のダイエットを控えて、ただしい食生活とシャンプーの仕方によっ
ては髪の抜ける量はいい方向に改善されていきます。
髪に悩んでいる女性であるあなたに、多少なりともご理解をして頂けた
ら私もありがたいです。
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